PRANA

生きるために必要なこと

PRANA


今日は満月🌕それも特別な


おはようございます🌞


人の言葉で、

傷ついて落ち込んでしまったり、腹が立ってイライラしたりすることも、あるでしょう。


でも、相手の価値観のフィルターを通すとそう感じるのだなぁというように言葉を眺めることができたらいいですね


もし、実際に言われて傷ついてしまったら、自分が自分で思っていることなので、自分がなぜ、そう思うのか?

という自己観察をしていけばいいのです。


その場合の相手の人は実は、自分の中の傷の存在に気づかせてくれている役をしてくれているのです。


そう思えたら、有り難い存在になりますね


そんなに簡単にいかないよ。


という声がきこえてきました。笑っ


わかります!


自己観察ができたら、

「嫌なことを言う人」という捉え方から、自分の傷つく元の意識に気づかせて手放させてくれた人だったんだなと


実際に反転しますからね


今日は、お釈迦さまのお話を

ご紹介しますね


あるところに、

お釈迦様が多くの人たちから

尊敬される姿を見て、

ひがんでいる男がいました。


「どうして、あんな男が

みんなの尊敬を集めるのだ。

いまいましい」


男はそう言いながら、


お釈迦様をギャフンと言わせる

ための作戦を練っていました。


ある日、その男は、

お釈迦様が毎日、同じ道のりを

散歩に出かけていることを

知りました。

そこで、男は散歩のルートで待ち伏せして、群集の中で口汚くお釈迦さまを

ののしってやることにしました。


「お釈迦の野郎、きっと、

おれに悪口を言われたら、

汚い言葉で言い返してくるだろう。


その様子を人々が見たら、

あいつの人気なんて、

アッという間に崩れるに違いない」

そして、その日が来ました。

男は、

お釈迦さまの前に立ちはだかって、

ひどい言葉を投げかけます。


お釈迦さまは、ただ黙って、

その男の言葉を聞いておられました。


弟子たちはくやしい気持ちで、


「あんなひどいことを言わせておいて

いいのですか?」


とお釈迦さまにたずねました。


それでも、お釈迦さまは

一言も言い返すことなく、

黙ってその男の悪態を聞いていました。


男は、一方的に

お釈迦さまの悪口を言い続けて

疲れたのか、しばらく後、

その場にへたりこんでしまいました。


どんな悪口を言っても、

お釈迦さまは一言も

言い返さないので、


なんだか虚しくなって

しまったのです。


その様子を見て、

お釈迦さまは、

静かにその男にたずねました。


「もし他人に贈り物をしようとして、

その相手が受け取らなかった時、

その贈り物は

一体誰のものだろうか」


こう聞かれた男は、

突っぱねるように言いました。



「そりゃ、言うまでもない。


相手が受け取らなかったら

贈ろうとした者のものだろう。


わかりきったことを聞くな」


男はそう答えてからすぐに、


「あっ」


と気づきました。


お釈迦さまは

静かにこう続けられました。


「そうだよ。今、あなたは

私のことをひどくののしった。

でも、私はその ののしりを

少しも受け取らなかった。



だから、あなたが言ったことは

すべて、あなたが受け取ることになるんだよ」



今日の内容が、何かあなたの気づきにつながれば嬉しいです



たくさんの笑顔ある1日をお過ごしください✨