PRANA

生きるために必要なこと

PRANA/ 心に響いたlove letter

人間の持つ最大の力は『言葉』です。特に日本では、昔から言葉に魂が宿ると考えられていました。具体的には、声に出した言葉が現実のことがらに影響を与えるというものですね。一般的に言われて

いるように、普段使っている何氣ない言葉を変えるだけで人生が大きく変わります。


これは事実です。その理由は、言葉は想い(イメージ)によって発せられ、受け手は新たな想い(イメージ)を想起するからです。


そして、心と体は1つ。


言葉を発せばそれは、『音』となり伝わります。音は空気の振動であり、体の細胞はその振動を受けて変化します。イメージが湧くから、体が変わるのもそう。体が変わるからイメージが湧くのもそうですね。

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それはどちらが先という話ではなく、両者が同時に起こっているんです。言葉は本当に大切ですね。そして、氣をつけておきたい言葉が色々とあります。


その1つが、『キ』です。わたしは、『気』を使わずに、『氣』を使っています。現在は、一般的に『気』の文字を使われていますよ

ね。ですが、

この字が使われ始めたのは第2次世界大戦後、GHQによる日本占領後からです。本来は 『氣』 だったのです。


現在の常用漢字の『気』は部首のきがまえの中が〆という字。〆(しめ)てしまっています。漢字はもともと象形文字であり、その形

からイメージを生みます。しめてしまえば、エネルギーが縮こまり、広く発することができなくなってしまいます。


本来の 『氣』は、きがまえの中は『米』なのです。『米』は八方に広がる字。エネルギーを存分に発揮し、広がるイメージになります。


色々な作物の中でも『お米』は特に生命のエネルギーである太陽の光(テラヘルツ光)を長期間浴びてできる作物です。

半年近くも日の光を浴びて、その実をならすもの。それが、お米です。


この日本の主食となったのにも、なるだけの理由があるのです。気をしめるのではなく、氣を広げていく。言葉を聞いたとき、文字を使う時、イメージを変えるだけで全く違う影響を受けます。


他人から言われた時も自分で勝手にイメージを変換してしまいましょう。そして、もう1つ、GHQの占領後から使われ始めた文字があります。それが、『私』(わたし) です。


広辞苑を調べてみると分かりますが、この『私』という字は閉じ込めるというイメージがあります。この字によっても、わたし達日本人は、意図的に分離させられ個人主義を強く進められてきました。


わたし、の本来の文字は『和多志』です。多くの志を和す。全体の中の一部であり、この世界の中の1人の和多志です。個があって全体があるのではなく、全体があっての個がある。ちょっとした意識

の違いだけなのですが、これが意識の根元にあるのとないのとでは、表現される世界は180度違うものになるでしょう。


『和多志』


これが、本来のわたしだったのです。わたし、という音を聞くとき、文字を見た時は、ぜひ『和多志』と変換してインプットしましょう。それだけで、一人ひとりの人生が変わり、結果として表れているこの世界も変わっていきます。